深月  クレア(アサ) ラファエル 凪月(騎士) クレア 月奈(プリ) あきすての こたに(アコ) 氷枯裏 INO(できればケミかセージかWIZ無理なら何でもOK) クリス 黒猫(プリ) フォル アルヴィナ(セージ) アリス アリス(スパノビ) くらんべりぃ(プチスパノビ) 逆毛 マキム(クルセ) うりん (何でもOK) 前説省略 道化 【暗転】 クレア この言葉を残すかどうか、いま……少し迷っている。 何故なら、今私を取り巻く現状は、私自身にわかに信じがたく 平静な思考の下にあるかどうかすらもわからない状態だからだ。 しかし、私の体験した一連の出来事は後の考察の材料とするのに 多少の価値があるように思える。 そして何よりこの戦いの当事者たるアリスそして、裁く者フォルセティと 直接戦火を交えたうちの一人として…… 【溶明】 ---------------------------------------------------------------------- 第一幕 ---------------------------------------------------------------------- 道化 【プロンテラ軍第十二大隊詰め所】 こたに 【歌え!何でもいい!】 クレア 下手よりはいる クレア 【突っ込め!適当に!】 こたに お帰りっす先輩! クレア ただいま。 こたに 今日のテロ鎮圧はどうでしたか? クレア もちろん、滞りなく完了したさ。 こたに、お前に与えた任務は完了したか? こたに ばっちし、詰め所前の掃除完了いたしました! こたに はぁエモ こたに はぁ・・・。 クレア どうした? こたに 自分も・・・掃除だけじゃなく実戦に出たいです! クレア 掃除も重要な任務だぞ。 それに実戦はお前が思ってるほど簡単なものじゃない。 こたに だけど・・・! 自分は掃除をするためにここにいるわけではないです! クレア わかっている。 しかし、私はもう実戦に出た部下が死ぬのはいやなんだ。 こたに ・・・藤丸さん、ですか? クレア ああ・・・。 こたに すみません・・・。 クレア いや・・・、私こそすまない。 ・・・これをよく読んでおけ。 こたに これは・・・命令書。 クレア 今まで散々いってきたが気を抜くなよ。 戦場は常に死が隣り合わせなんだ。 こたに わかりました! 凪月 下手よりはいる 凪月 うむうむ・・・師と弟子、感動の場面だな。 こたに 凪月隊長!どうもです! 凪月 こたにのほうを向いてうんうんエモ クレア ・・・見てたのか。 凪月 変な気を起こすなよ、見えただけだ。 それに何も恥ずかしい場面でもあるまい? クレア まぁ・・・そうだが。 こたに 凪月隊長も今日のテロ鎮圧に参加してらしたのですか? 凪月 まぁな、こいつがあまりにも役立たずなんで うちの二〇大隊が軍功点57.5も稼いじまった。 こたに 57.5!?すごいです! クレア まてまて、あれは共闘だ。 うちが33.5でお前が32.0だろう? 凪月 違うな、その計算でいくなら うちが35.0でお前らが30.5だろ。 クレア どういう計算してるんだ、頭悪いんじゃないのか? 凪月 なんだと? クレア 中卒の士官学校も出てない叩き上げで直感勝負の大隊長の癖に。 凪月 叩き上げで何が悪い、昇進の速度はお前とは比べ物になってないぞ。 士官学校出て少尉からだらだらと昇進しやがって。 戦果は俺のほうが上なんだぞ。 大体、今日の鎮圧だって俺がいなかったら殲滅すら出来なかったんだろ? クレア あぁ?お前の奇襲がうまく成功したのは うちの一二大隊が敵を引き付けてたからだろ。 変な横槍入れて、余計なお世話だ。 凪月 んだとコラ? こたに ああ〜もう喧嘩しないー! 見てらんないですよ・・・。 クレア チッ・・・減らず口しか叩けない癖に・・・。 凪月 そういうお前も口だけは元帥顔負けだな。 クレア プチッ・・・ クレア EP 凪月 2HQ 凪月 やるか!? こたに こらこら二人とも待ってくださいよ! 凪月 クレア ・・・エモ こたに これが二人合わされば連戦連勝の無敵コンビ・・・ 喧嘩するほど仲がいいっていうけれど・・・ クレア こいつとコンビなぁ・・・(-_-;) ↑同時に↓ 凪月 (;-_-)・・・こいつとコンビなぁ 凪月 クレア ・・・エモ 凪月 イラネ(´▽`)ノ⌒@ クレア 捨てんな! 凪月 ゲラゲラ( ゚∀゚) まったく・・・お前といると飽きないな。 クレア 褒められてるんだかけなされてるんだか・・・。 凪月 けなしてる。 クレア んだとゴルァ! 凪月 ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ クレア ・・・怒り疲れた。 なんでこんな奴と連携がうまくいくのかまったくもって分からん・・・ 凪月 連携じゃなくて俺が一方的にお前助けてるだけだがな。 まったく、俺がいなかったら100回は死んでるぜお前は クレア 100回殺す! 凪月 上等だ! こたに うわああ、誰かぁぁぁっ!? 下手より月奈はいる。 こたに ああっ、月奈先輩ぃぃっ・゚・(ノД`;)・゚・ 月奈 何してるんですか!? 凪月 この世間知らずに喝入れてやろうと・・・。 クレア この大馬鹿者に教育を・・・。 月奈 まったく・・・この非常事態に・・・。 凪月 非常事態? 月奈 二〇大隊にシュバルツバルドへの出撃命令がでました。 凪月 おいおい、聞いてないぞ。 クレア 何があったんだ? 月奈 シュバルツバルド国境沿いに国籍不明の部隊が出現しました。 クレア 規模は? 月奈 情報が少ないんで詳しいことは言えませんがそんな大きくは無いらしいです 凪月 どっから来たんだよ、シュバルツバルド軍は昼寝でもしてたのか? 月奈 突如シュバルツバルド国境沿いに非武装で現れたと話を聞いてますが 凪月 はぁ!?非武装だぁ? 舐めてんのか? クレア そんな部隊に二〇大隊を投入しろと? 月奈 ええ、しかも新作の武器防具も出すと。 凪月 おいおい・・・、上級魔族クラスの敵がいるわけでもあるまいに・・・。 何をそこまでする必要があるんだよ・・・ この装備だって半年前に支給されたばかりだぞ。 月奈 私はあくまで伝令係なんですそんな上の詳しい心情なんて知りませんよ。 凪月 まぁ・・・ごもっともだな・・・。 こたに でも・・・おかしくないですか? クレア 確かにな? こたに なんでそんな非武装部隊が敵と思われてるんですか? 凪月 まぁ・・・そうだよな・・・。 クレア 全てはシュバルツバルドにか・・・。 凪月 まぁ・・・俺行って来るわ。 行ってみりゃ全部解る。 クレア それはそうだが・・・。 凪月 月奈、隊に命令、軽装で緊急招集。 クレア おい、待て。 凪月 んだよ? クレア 何があるかわからない奴ら相手に軽装で行く気か? 凪月 重装で仲良くしてくれってか? 頭おかしいんじゃないのか? クレア どっちがだ!相手に交渉何かする気がなかったらどうする気だ!? 凪月 そん時はそん時だどうにでもなる。 月奈 あの・・・。 凪月 構わん、行け。 月奈 ・・・エモ 下手はけ クレア 凪月! 凪月 ちょっとやそっとで俺たちがくたばるようなタマだと思ってんのか? クレア じゃ無いが何か今回は嫌な予感がするんだ。 凪月 なんだ? 心配してくれてるのか? クレア んな訳無いだろう。 凪月 心配すんな、俺は逝かねぇよ。 クレア・・・エモ 凪月 俺が逝っちまったら、泣いて悲しむお姫様もいるしな〜。 クレア やれやれ・・・心配するだけ無駄だったかも知れんなぁ。 凪月 その通りよ。 こたに 大丈夫っすよ! 凪月隊長は殺しても死なないです! 凪月 なんか引っかかるがその通りだ! クレア あ〜もう行ってこい行って来い 危なかったらとっとと尻尾巻いて逃げて帰って来い。 凪月 わかったよ。 クレア じゃぁ行って来い。 帰ってこいよ。 凪月 おう、んじゃいってくる。 凪月下手はけ こたに いっちゃいましたねー。 クレア ああ・・・。 こたに しかし・・・正直じゃないっすね隊長。 クレア ん? こたに 隊長って〜。 凪月隊長のこと好きなんでしょ? クレア ば・・・お前何言ってんだよ こたに いや、何となく言ったんですけど。 今の反応は図星なんですね? クレア 何言ってるんだ、馬鹿を言うんじゃない。 あいつは昔からの戦友ってだけだ。 こたに いまさら平静を装ったって無駄です。 クレア ・・・。 こたに まぁ、俺は口堅いですから! 誰にも言いませんよ! クレア いや、だから・・・。 こたに んじゃまぁ、二人で祈ってましょう。 クレア ああ、そうだな。 こたに 愛人の無事を・・・。 クレア ゴルァ! こたに ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ こたに 下手はけ クレア お前まで私を置いて逝くなよ・・・。 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第二幕 -------------------------------------------------------------------------------- 道化 【1週間後・・・プロンテラ軍本部廊下】 クレア下手よりはいる こたに追いかけるように汗エモ出しつつ入る こたに 隊長〜待ってくださいよー。 クレア 落ち着いてられるか。 あいつがシュバルツバルド行ってもう一週間だぞ。 こたに わかってますけど・・・。 クレア わかってるなら早く行くぞ。 上手より マキム入る マキム るったら〜今日はミキコちゃんとおデェト〜♪ こたに 団長! マキム ぬわぁぁぁぁ!?ごめんなさいごめんなさい! 不倫じゃないです!ミキコちゃんはただの軍の知り合いで・・・。 こたに クレア ・・・エモ マキム!エモ マキム な・・・なぁんだクレア隊長じゃないか・・・。 てっきり、ハルカちゃんかと・・・。 こたに ハルカちゃんて・・・30小隊の紅一点の・・・。 また、二股してるんですか・・・。 この間の一件で懲りたと思いきや・・・。 マキム な!?なぜそれを知っている!? こたに うちの部隊の諜報能力をなめてもらってはいけませんなぁ。 そんな話、とうの昔に筒抜けですよ、いけませんよ〜二股は〜。 マキム 二股ではない!四股だ! クレア ダメジャン・・・。 マキム ウグゥ・・・。 そ・・・それはおいといて・・・どうしたのだそんなに焦って。 私に何か用かね? クレア 団長、頼みがあります。 私を・・・十二大隊をシュバルツバルドへ行かせてください。 マキム なぜかね? クレア 二〇大隊が未だにプロに帰ってきません。 ですので、私たち十二大隊をシュバルツバルドへ派兵してください マキム その必要性は無い。 クレア なぜですか。 マキム 彼らも軍人だ、死の覚悟くらいはできているだろう。 こたに 二〇大隊を見捨てる気ですか!? マキム そうは言ってない。 しかし、無事じゃないと決まった訳でもないのに 1個大隊を送り込むことはできないといっているのだ。 クレア しかし、1週間ですよ! あいつらが1週間も帰ってこないなんて何もない訳ないでしょう!? マキム 許可はできない。 クレア くっ・・・。 マキム 私は忙しいのだ、君の戯言に付き合ってる暇はない。 もう用は無いか? クレア ・・・。 マキム それじゃぁ私は行くぞ。 じゃぁな。 マキム 下手はけ クレア ちっ・・・よくあれで団長が務まるな・・・。 こたに 1年前のテロ団体撲滅まで、小隊の隊長だったんですからねぇ。 あんな昇進は異例中の異例ですよ。 だから、部下の気持ちなんて考えちゃいないんだ・・・。 クレア そうだな・・・。 こたに 隊長、大丈夫ですか? クレア ああ、こんなところで落ち込んでる場合じゃない。 何とか二〇大隊のところに行かないと・・・ 下手より 月奈入り座る クレア 月奈!どうした!? こたに! こたに はい! こたに 月奈にヒール 月奈 すまない、団長は? こたに たぶん、海の見える丘公園ですよ。 キミコちゃんとおデェトらしいです。 クレア 二〇大隊は一週間も何してたんだ? 月奈 本隊はまだシュバルツバルドです。 帰ってこれたのは私達第2小隊だけで・・・。 クレア どうした何があったんだ!? 月奈 私達もわからないんです! 気がつけば乱戦で隊がばらばらになってて・・・。 大隊長から分散退却と私達に伝令の命令が出たので後はもう がむしゃらに逃げてきたんです。 クレア ・・・わかった。 二〇大隊はまだ無事なんだな? 月奈 おそらく・・・。 クレア こたに、十二大隊出撃するぞ。 こたに そうこなくっちゃ! 月奈 クレア隊長!?団長の許可はどうするのですか。 部隊の勝手な行動は禁止ですよ!? クレア 二〇大隊と上の命令どっちが大事だ? 月奈 ・・・。 こたに 月奈先輩大丈夫です。 二〇大隊を連れて帰ってくればきっと罪は軽いはずです。 クレア その通りだ。 月奈 かたじけない、恩に着ます・・・。 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第三幕 -------------------------------------------------------------------------------- 道化 【シュバルツバルド ジュノー近郊】 クレア 月奈 こたに 下手よりはいる クレア 道はこっちであってるな? 月奈 はい。 こたに 隊長〜・・・疲れました・・・。 クレア そうだな、ジュノーに入ったら休憩を取る。 こたに やった!休憩だー! こたに 上手へはける クレア 勝手な行動をするんじゃ・・・まぁいいか・・・。 すまないな、月奈。 道案内助かるよ。 月奈 いえ、こちらこそ無理に隊を動かさせてしまって。 クレア うちはいいんだ、いざとなったらいつでもそうするつもりだった。 月奈 真面目な貴女にしては珍しい発言ですな。 クレア こういうときは話しは別だよ。 月奈 なるほど・・・。 っと、もうすぐジュノーが見えるはずです。 ジュノーを越えたらあとは南へ少し行けば戦闘があった地域に着きます。 クレア わかった、急ごう。 こたに 上手より戻ってくる こたに 大変です! ジュノーが・・・! 月奈 どうした? こたに ジュノーから煙が! クレア なんだと!? 月奈 隊長!あれを! クレア まさか、あれが謎の部隊。 数はうちの三分の一ってところか・・・。 月奈 気をつけてください、数は少なくても 奴ら、得体が知れないですから。 クレア わかった。 うりん! うりん 下手よりはいる うりん はい! クレア 各隊、戦闘用意。 相手は少数だが油断するな。 うりん 了解! うりん 下手はけ クレア おかしい・・・。 あの数ならなぜジュノーから追撃がこないんだ? 月奈 おかしいですね。 クレア 各隊に告ぐ、迎撃戦闘用意! 月奈 クレア こたに!エモ クレア 消え・・・。 月奈 まさか! アリス くらんべりぃ ポタで舞台上へ こたにへMB こたに うわぁ!? クレア こたに! 月奈MB アリス避ける 月奈 これに二〇大隊も・・・! クレア なるほど、部隊のど真ん中に奇襲か。 アリス 集中力向上 月奈 来ますよ! 殺陣 クレア なんだ・・・こいつら効いてない・・・? 月奈 どうすれば・・・! ぷっちぃ 月奈の背後にポタ出MB 月奈 ぐあ!? クレア 月奈! アリス クレアにTS BSで避けてすわる。 クレア ぐぅっ・・・。 アリス クレアに近づく クレア ここまでか・・・っ。 凪月客席から 凪月 武器を捨てるんだ! クレア 凪月!? 凪月 急げ!殺されるぞ クレア 全軍・・・、武器を落とせ、降伏だ。 クレア ・・・エモ武器と防具をおとす アリス ぷっちぃ くらんべりぃ 拾う クレア 行った・・・月奈、こたに大丈夫か? 月奈 う・・・なんとか。 こたに こっちもだいじょぶ・・です。 クレア あいつら、何でいったんだ。 こたに 凪月さんの声が聞こえた亡霊かなぁ。 凪月 舞台上へ 凪月 おいおい殺すなよ。 こたに うわぁぁぁぁっ!?でたぁぁぁぁっ! 月奈 うわぁぁぁぁっ!?でたぁぁぁぁっ! ↑同時に 凪月 だから殺すなって! クレア うわああ!足がない! 凪月 お前まで乗るな! こたに 月奈 うわああ!おばけだぁぁぁぁぁぁ! クレア 三人同時に 凪月 殺すなぁぁぁぁぁっ!!! 俺は本物だ! こたに ほんとに?( ´・ω・`) 凪月 嘘。 月奈 うわあああああ!?(  Д )゚ ゚ 凪月 うるせぇっ!w 生きとるわ! クレア 何で生きてるんだ! 凪月 生きてちゃ悪いのか! ったく、助けてやったのになんだその態度は。 クレア てっきり死んだものかと。 何してたんだ今まで? 凪月 奴らの出所を探ってた。 どうやら、シュバルツバルドの奥地から来てるみたいだな クレア 何かあったのか? 凪月 大隊連れて森の中を歩くのは限界があったんで戻ってきた。 クレア ジュノーは? 凪月 悲惨なものさ、近衛部隊は全滅ほかの部隊もだった 死体を探られて装備を全部奪われてた。 残った奴らも街の復興で精一杯だ。 クレア 凪月、私とお前で奥地へ行ってみるか。 凪月 そうだな。 クレア うりん! うりん 下手よりはいる クレア 予備装備はあるか? うりん はい、どうやら補給部隊はほとんど無事だったようで 旧装備ですが、すぐ用意できます! クレア その後、兵を引き連れプロンテラへ向かえ。 見たところやつらの進行速度はそんなに速くない。 山脈を回りプロンテラへ行け。敵との交戦はなるべく避けるんだ。 うりん ラジャ! うりん下手はけ こたに 俺も・・・みんなと一緒に帰ります。 足手まといになっちゃいけないんで。 クレア そうだな、気をつけて帰るんだぞ。 凪月 月奈はどうする? 月奈 私は二〇大隊を纏める役目があります。 ここは、お二人に任せますよ。 凪月 わかった、気をつけてな。 月奈 隊長方も。 全員 ・・・エモ 全員 グッドラック! 【暗転】 ------------------------------------------------------------------------------- 第四幕 ------------------------------------------------------------------------------- 【シュバルツバルドジュノー奥地 謎の建物内】 クレア 下手よりはいり中を探るように動く クレア レポート・・・? 凪月 下手よりはいる 凪月 何かあったか? クレア そっちは? 凪月 相変わらず何もなしだ。 ん?なんだそりゃ、本か? クレア 手書きのレポートだな ロストテクノロジー解明におけるAHR計画・・・? 凪月 AHR?なんだそりゃ。 TIROL下手よりはいる TIROL あら・・・、こんなところで何をしてらっしゃるのかしら? 凪月 誰だ!? 凪月 2HQ TIROL 困った人ね、人の住み家に勝手に入ってきて「誰だ?」はないでしょう? クレア ここに住んでいるのか? TIROL ええ、そうよ。 クレア すまない、誰も居ないのかと思ったので勝手に探ってしまった。 TIROL 仕方ないわ。 人が居るようにはあまり見えない部屋にしてる私も悪いかもね。 凪月 ここは一体なんなんだ? TIROL 人にものを尋ねる前にその物騒なものをしまってもらえるかしら? プロンテラの大隊長さん。 凪月 あ、わりぃ。 クレア 貴女は誰だ? TIROL 私はTIROL、ここの所長よ。 まぁ、機能がほぼ停止してる施設で所長もなんだけど。 凪月 どうして俺達のことを? TIROL この施設には古代文明を解明して作られた情報システムがあるの。 最近、機能が低下してるけれど。 この近辺の情報は大抵あるわ。 クレア それは一体・・・。 TIROL 話せば長くなるわ。 ところで、あなた達はなぜここに来たのかしら? 凪月 俺たちを襲った正体不明の敵の足跡をたどったらここに来たんだ。 一体ここは何なんだ? TIROL ここは、生命科学研究所。 過去の文明を解明、生命に関する研究をしていた施設。 クレア この、AHRというのは? TIROL Ancient Homunculus Replica。 古代文明におけるホムンクルス法の複製計画。 あなた達を襲ったのがAHRが率いる一団。 クレア AHR・・・。 TIROL あの一団を率いているのがアリス、くらんべりぃ、この二人。 そして、プロンテラ開発部が開発したとされるここ半年の武器防具。 あれのほとんどがここで開発されたものよ。 クレア あれは、プロンテラとジュノーの共同開発だと聞いたが。 TIROL そんなもの信じられるのかしら。 私を信じろといきなり言うのも無理な話でしょうけど。 クレア まぁ、それはいい。 もうひとつ聞かせてほしい。 古代文明というのは? TIROL 昔、ここら一帯にはとてつもない魔法文明が栄えていたの。 私達はロストテクノロジーと呼んでいるけれど。 生命力を備蓄する装置、命をよみがえらせる魔法。 今の文明ではとても考えられないような力があった。 クレア なぜ、そこまでの力を持ちながら滅びたんだ? TIROL 私達研究員の間では色々な説があったわ 実験で使っていた精霊達が暴走した、天変地異があったとか…。 けど、正確に理由はわかっていないの。 クレア もしかしたら、アリス達の暴走とも何か関係が。 TIROL それも、考えられないことではないけれど。 おそらく、ここがプロンテラの一部隊に 壊滅させられたことへの復讐じゃないかと思うわ。 私だけでも生きていると伝えれればいいんだけど・・・。 クレア 生みの親を奪ったものへの復讐か。 凪月 奴らに対抗する手段は? TIROL レプリカとはいえあの子達はロストテクノロジーが使われてるわ とても人間では勝ち目はない。 凪月 じゃぁ、どうしろっていうんだ。 TIROL 一つだけ、方法があるわ。 クレア 何だろうか? TIROL 私が説得をすること。 生みの親の私が説得すればうまくいくと思う、ただ・・・。 クレア ただ? TIROL 暴走した彼女に私の言葉が届くかどうかね。 凪月 少しでも可能性があるならそれに賭けてみるべきだろう? とりあえず、部隊を整えるためにプロンテラに戻るか。 クレア ああ・・・そうするしかないな。 3人下手はけ 道化 【暗転】 クレアはいる クレア プロンテラに戻った私達を待ち受けていたのは・・・。 凄惨な町並み、疲弊し消耗した兵士達、武器を持ち警備に当たる市民達 ミョルニール会戦はミッドガルド軍の大敗だった。 アリス側からは降伏勧告も終戦宣言も無かったため 公的には誰も認めていないがそれは最初の戦闘で 国民の3割を失ったことでも明白だろう・・・。 道化 【溶明】 -------------------------------------------------------------------------------- 第五幕 -------------------------------------------------------------------------------- マキム 上手寄りに板付き 道化 【プロンテラ軍 団長室】 並んで凪月 クレア TIROL 下手より入り下手ぎりぎりに並ぶ マキム 入りたまえ。 クレア 失礼します。 マキム とりあえずお帰りといっておこうか。 この数日間、部隊を勝手に使い何をしていた? クレア 二〇大隊救出と謎の部隊の調査です。 マキム その成果がそこのTIROL博士ということか。 凪月 知ってたのかよ。 TIROL もう二度とその顔は見たくないと思っていたのだけど。 皮肉なものね。 マキム ふん、かれこれ1年ぶりか。 TIROL 私達を踏み台にして出世したのね。 あれから私がどんな生活を送ったかなんて のうのうと暮らしてた貴方にはわからないでしょうね。 今となっては罪悪感の欠片も無いようね、のんきなものだわ。 マキム 黙れ! なぜ貴様らに罪悪感を感じねばならん! 貴様らこそ、これだけの人を殺すほどの研究をしておいて よくそこまで飄々としていられるな! TIROL 私は非を認めているからこの二人と罪を償いに来たのだけれど 大体、その元凶となった事件を起こしたのはどこの誰かしら? あれがなければアリスもくらんべりぃだってこんな事件は起さなかった! マキム くっ・・・口だけは達者だな・・・。 TIROL 私はあなたにすべてを奪われた! 貴方への恨みは一生消えないわ。 マキム ほざけ、一研究者風情が! 貴様に何ができるというのだ! TIROLFW マキム あっちぃぃぃぃぃぁぁぁぁ!!!! くそっ!私を馬鹿にしおって! 許さんぞ! TIROL 貴方に許してほしい事なんて一つもないわ! クレア あ・・・あの・・・。 そろそろ、二人とも落ち着いたほうがいいのでは・・・。 マキム あ、ああ。 凪月 俺達はこれからどうすればいいんだ? マキム 君達は十二大隊二〇大隊から200名を選び。 臨時独立大隊を編成しもう一度北へ向かえ クレア 待ってください。 200名というのはあまりに私達の命を軽視しすぎていませんか。 数は同じとはいえ敵の戦力は団長も知っているでしょう? マキム 200名が今君達に裂ける限界の数だ。 クレア なぜ!? マキム 君達には裏切りの容疑がかけられているのだよ。 凪月 ふざけんな! 俺達が何したって言うんだ! マキム ミョルニール会戦のとき、奴らは非武装ではなかった。 二〇大隊及び一二大隊の部隊標がついた装備をつけていたんだ。 これが意味すること・・・。 クレア あれは・・・! 部下の命を救うのには仕方なかったんです。 マキム そんなこと君達以外に真実はわからん。 プロンテラの非常時に逃げていた君達が言うことを・・・。 クレア 私達は逃げてなどいません! マキム ・・・エモ マキム 君たちがここ数日何をしていたかは私も詳しくは解らんし 裏切り行為をしていたとも思わんが。 他の兵たち、そして国民が見たらどう思うか考えてみろ。 凪月 クレア ・・・エモ マキム この任務にはな、そんな君達を逃がしておくという目的もあるのだ 凪月 今いる場所より危ないところへ行かせて 逃がしておくなんてよく言えるぜ・・・。 マキム 君達に決定権はない。 凪月 ・・・くっ。 マキム だが安心しろ、君たちにできるだけの装備は渡してやろう。 まだ少数しか生産されていない試作装備の使用権を与える 首都が襲われた今、我々に残っているロストテクノロジーの全てだ。 それに君たちには強い味方がいるではないか。 TIROL 貴方にヨイショされても、嬉しくもなんともないわ。 マキム 覚えておけ・・・こんなことをしてただじゃおかんぞ。 TIROL ええ、覚えておくわ。 貴方にどれほどのことができるのか知りませんけれど。 マキム く・・・まぁいい。 黒猫! 黒猫下手よりはいる 黒猫 御用でしょうか。 マキム 例の物をもってこい。 黒猫 了解しました 黒猫下手はけ クレア 例の物? マキム まぁ、待つがいい。 黒猫 下手よりはいる 黒猫 お持ちしました。 マキム ご苦労、下がっていいぞ。 黒猫 失礼します。 黒猫 はける マキム 今作戦で君達に支給する武器だ、 凪月 なんだ、この妙ちくりんな武器は。 TIROL ふ〜ん・・・。 貴方にしては気の利いたものを持ってきたようね。 クレア 知っているのか? TIROL ソウルスレイヤー。 私たちが開発していたAHRに対抗できる唯一の武器よ。 AHRは元より彼女達の作り出した生命体の コアエネルギーを吸い取ることができるわ。 マキム これで奴らを倒す算段はついたろう? クレア 人選をしてすぐに出撃します、 道化 【暗転】 クレア板付き 道化 【溶明】 クレア 私は知っていた・・・。新しく配備された対ホムンクルス用の装備 これをもってしても奇跡は起きない・・・ 例え一つや二つの奇跡が起きたところで勝てるような戦争ではないことを、 それほどの戦力差が、アリスと我々の間にはあった。 しかし、プロンテラから旅立った私達の行動は常に追撃の形をとっていた。 そう、あらゆる状況下で圧倒的に優位な戦力を保持していながら、 アリスは逃走した。それどころか、自分の戦力を自ら破壊する事さえ行った 何故なのか・・・、私達はそればかりを考えながらシュバルツバルドへ 足を踏み入れた・・・。 道化 【溶明】 クレア はける -------------------------------------------------------------------------------- 第六幕 -------------------------------------------------------------------------------- 道化 【シュバルツバルド奥地 生命科学研究所付近】 くらんべりぃ 下手から上手へ走りぬける 少し間をおいてクレア 凪月 月奈 TIROL下手よりはいる。 クレア あっちへいったぞ! TIROL あっちは生科研の方向・・・。 何か罠があるかもしれない。 凪月 数日前まであんたが住んでいたんじゃないのか? TIROL 彼女達なら数日あれば罠くらいいくらでも張れるわ。 クレア なるほど・・・。 月奈 なら、自分が行きます。 部下がいきり立ってますし! 凪月 それじゃぁ、任せてみるか。 クレア そうだな。 月奈 任して下さい! 月奈 下手はけ客席へ 月奈 聞こえますか? クレア ああ、中はどんな感じだ? 月奈 荒れてますが罠は今のところ無いです。 ホントにここで住んでたんですか? TIROL うるさいわね。 片付けるのがめんどかったのよ。 月奈 見つけました!ちっさい方です! 凪月 油断するなよ! 月奈 分かってますよ! ちぃっ!両側から! クレア 大丈夫か!? 月奈 応援をお願いします! 凪月 分かった!耐えてろ! クレア 行くぞ!第5から第10小隊は中へ! 残り全員で裏口を固めろ! 凪月 前は俺達が固める。 少し間 クレア よし、全員配置についたな。 凪月 俺達も行くか。 月奈 待ってください! あれは何だ・・・? クレア 何かあるのか? 月奈 今研究所のまっすぐ奥の部屋に着きましたが。 何か光っている・・・? TIROL まっすぐ奥・・・? クレア 何か心当たりが? TIROL 光っている? ・・・まずいわ、引きなさい! 月奈 光が強く・・・。 TIROL 何をしているの!?早く! 月奈 ・な・んす・・・・きこえ・い・・。 TIROL 妨害電波!? 私たちだけでもいい!下がって! ハイネ上手ぎりぎり客に見える範囲にLOV クレア 凪月 TIROL下手側による 可聴範囲出てもOK クレア な・・何が・・・。 凪月 味方を犠牲にした罠か・・・。 クレア 残ったのは私たちだけか・・・? TIROL そのようね。 凪月 一体何だってんだ・・・ TIROL TLS、戦略レーザーシステム。 古代の戦略衛星から打ち出される量子レーザーよ。 あんなものまで使えるように・・・。 凪月 知ってたのか!? TIROL 存在だけは知っていたわ。 でも、使用することは私たちには不可能よ。 システムだって理解できないし、 第一こんな危険なもの使おうとも思わないわ。 凪月 そのシステムをわずか数日で作り上げたって言うのか? TIROL それは不可能よ。 可能性があるとしたら・・・。 終焉の地しかない。 クレア 終焉の地? TIROL ロストテクノロジーが見つかった場所よ。 機能を停止した機械群があって、 それを元に私たちは研究をしていたのよ。 凪月 もうそこしか心当たりは無いんだな? TIROL ええ。 凪月 じゃぁ、行くしかないじゃないか。 クレア そうだな・・・。 TIROL アリス・・・。 道化 【暗転】 ------------------------------------------------------------------------------- 第七幕 ------------------------------------------------------------------------------- アリス板付き 道化 【シュバルツバルド 終焉の地】 TIROL アリス・・・。 クレア やっと会えたな。 TIROL アリス、私よ。 もうこんな事はやめて、私のところに戻ってきなさい。 アリス プログラム:ラスト・・・リクエスト・・・。 TIROL なっ・・・それは・・・。 アリス 爆裂波動 TIROLにTS TIROL うああっ・・・! TIROL 蝶飛び 凪月 聞く耳無しかよ・・・。 俺達は見逃してくれるかな? アリス 集中力向上 クレア そのつもりは無さそうだ。 凪月 くるぞ! 殺陣 凪月 クレアをかばうように死 クレア 凪月!? 凪月 ぐっ・・・。 クレア どうして私をかばった!? 凪月 守りたい奴守って何が悪いってんだ。 クレア 馬鹿野郎・・・そんなになってまで冗談言うやつがあるか・・・。 凪月 へっ・・・冗談なんか・・・いうもんか・・・よ。 凪月 ログアウト クレア 凪月ぃぃぃぃっ!!! アリス プログラム:カーテン・・・コール・・・。 クレア …エモ クレア アリス・・・! 許さない・・・、凪月の仇は絶対にとってやる! クレア アリスに近づきMB→BS。 アリス MBを食らってログアウト クレア ・・・アリス、避けれたはずなのに・・・。 でも、もう・・・いい・・・。 このまま・・・ここであいつと一緒に・・・。 クレア 毒瓶 少し間 セルヴィナ 客席より セルヴィナ ヒトよ・・・。 クレア 私を呼ぶ声・・・ 誰・・・? セルヴィナ 作られし・・物・・・。作られし・・知能・・・。 作られし・・生命・・・。作られし・・世界・・・。 それが私・・・名は、アルヴィナ・・・。 クレア アルヴィナ・・・? アルヴィナ 舞台へ出る アルヴィナ 私は・・・、君達の言うロストテクノロジーの末裔。 そして・・・この戦いの首謀者・・・。 クレア お前が・・・。 どうして、こんなことを・・・。 アルヴィナ 私の役目は・・・人を見守ること・・・。 そして時に力を行使し裁くこと。 この地で発見されたロストテクノロジーは多くの物をヒトにもたらした それまでヒトの知りえなかった超技術の数々・・・。 その技術でヒトはアリスを生み出した・・そして、私と知り合い・・・。 彼女は知ったんだ。 クレア 知った・・・? アルヴィナ ロストテクノロジーは力をもたらし、そして増えすぎたヒトはやがて 過剰な滅びと殺戮の道を歩む、その事実は守護者である私と彼女にとって 致命的なストレスとして感じられるんだ。 僕は自らと共に、全てのロストテクノロジーを放棄する。 しかし、アリスのいない今、 実体のない私には手の届かない、ロストテクノロジーが・・・ アルヴィナ クレアにリザレクション クレア あ・・。 アルヴィナ 判断を・・・君にゆだねる・・・。 もし・・・。 もし、消滅に至らない世界を望むならば・・・。 最後のロストテクノロジーに封印を。 クレア 私に判断を・・・? 私にどうしろって言うんだ!!! アルヴィナ 君の思うように・・・。 さあ、ここはもう消滅する。 早く逃げてくれ。 クレア ・・・。 クレア 下手側に移動 アルヴィナ ヒトよ・・・あなたの前に祝福を・・・。 クレアはけると同時にLOV詠唱開始舞台ど真ん中にLOV アルヴィナ ログアウト 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第八幕 -------------------------------------------------------------------------------- クレア 板付き 道化 【プロンテラ 騎士団跡地】 クレア 最後の戦いの後、静寂のみが支配する世界で一人私はこの話を記している。 世界にはロストテクノロジーはおろか現代の文明さえ痕跡以上のものは無い この・・・一本の剣を除いて・・・。 クレア 剣を落とす クレア 全ての知識は拡散し消えていった、しかしもしここにヒトが戻るならば。 この剣がある限りヒトは再びロストテクノロジーを手に入れ。 巨大な繁栄を謳歌するだろう・・・自ら知ることの無かった超越した技術で ロストテクノロジーを作り上げたヒトは一体何を思っていたのだろう フォルセティは・・・アリスは・・・それを知っていたのか。 私はこの最後のロストテクノロジーを封印する・・・。 クレア剣が消える少し前に FW クレア 「ヒトよ・・・あなたの前に祝福を・・・。」 人類の守護者にして殺戮者たる、フォルセティの最後の言葉 私たちの前に祝福はあるのか・・・? それとも・・・。 クレア ・・・エモ合図に月奈客席からサンク クレア 暖かい光・・・、これは・・・? 凪月 ログイン クレア 凪月!? 凪月 うへぇ・・・天国ってこんな何も無かったのかよ・・・。 しかも、クレアにそっくりの奴までいやがる・・・。 クレア 悪いが本人だ。 凪月 うわ、お前まで死んだのかよドジだなぁ・・・。 せっかく助けた俺の命の意味は何だったんだよ。 クレア あ〜絶賛勘違い中のところ悪いんだが。 ここは天国でも地獄でもない、私たちプロンテラ軍の跡地だ。 凪月 ・・・マジかよ。 クレア ああ、どうやらTLSとやらでこの辺を焼け野原にしたみたいだ。 人類ごとな。 凪月 ふ〜ん・・・。 クレア んで?何で生きてるんだ? 凪月 なんだよ、生きてちゃ悪いのかよ。 クレア 悪い。 凪月 あ〜あ、せっかく助けてやったのによ。 馬鹿みたいだぜ。 クレア ふん、気持ちだけは汲んでやる。 凪月 ああ、そうかい。 こたに 下手から入ってくる こたに とぅぁぃちょぉぉぉぉぉぉぅぅぅぅ!!!!! 凪月 こたに! こたに お二人とも無事で何よりですよぉぉぉぉっ! クレア まぁ、こいつは死んだけどなぁ。 凪月 俺が死んでなかったら死んでたのはお前だけどな。 少しは感謝してもらいたいものだな。 こたに え〜・・・それってー。 もしかして、もしかしてですか!? クレア ん? こたに うわーうわー!! 超絶大変だ!! 凪月 なにが・・・。 月奈下手よりはいる こたに 月奈先輩いいい!!! スーパーグレート大変です! 月奈 なんだなんだ?どうしたこたに? こたに ごにょごにょごにょごにょらごにょりーた 月奈 そんな!○○○が××で△△△△だってー!? こたに そうなんです! 月奈 ・・・凪月隊長も手が早い。 凪月 あの。。。クレアさんあの二人絶賛勘違い中なんですが・・・。 クレア お前らなぁ・・・。 月奈 よし、こたに二人に捕まる前にレッツ報告だ! 月奈 下手はけ こたに らじゃー!! 凪月 こら待てって! こたに クレア隊長! これで素直になれるじゃないですか! 両想いおめでとうございます! クレア ばっ・・・なんでそれを・・・。 こたに ニシシw クレア ドルァ! こたに ( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ こたに 下手はけ クレア ったく・・・騒がしい奴らだな・・・。 凪月 まぁ、奴らはあんなものだろう。 二人・・・エモ 二人 あの・・・。 凪月 お前から言っていいぞ。 クレア い・いや私は遠慮しておこう。 お前から・・・。 凪月 いいってば、俺が遠慮するなんて珍しいぜ? こういうときは乗っておくもんだ。 クレア いやいや、私は遠慮しないと気がすまない性質なんだ。 凪月 お前から言えって! クレア 何でお前から言わないんだ! 凪月 言えよ!何なんだよ! クレア お前こそ! 凪月 もういい!知らん! クレア それはこっちの台詞だ! 凪月 ふん! クレア ふん! 道化 【暗転】 かくして、戦いは終わりを告げ平和が訪れた。 数年後、クレアはこの戦いでの活躍を買われプロンテラ軍団長に就任。 凪月とともにプロンテラの平和のため戦い続けた。 一方・・・TIROL博士の行方はまた別のお話。 【終幕】