前説省略 --------------------------------------------------------------------------- 第一幕 うりん リョウ 子たに クレア --------------------------------------------------------------------------- うりん舞台中央板付き 道化 【生命魔法研究所 うりんの研究室】 うりん ここをこうして・・・あとは・・・ リョウ 下手より突入 リョウ ちょ!うりん隠れさせてくれ! うりん ひゃぁ!? うりん バイオプラント リョウ おお!成功か!? うりん叩きながら台詞 倒したら誰かクロキンかdjでべと液か何かを落とす うりん お馬鹿っ!そんなわけ無いでしょ!? また材料集めからやり直しじゃないかっ! しかもこのフローラったら・・・超生臭いわ! リョウ どれどれ・・・。 ぬあ!?なんだこのエキサイティングな香りは!? うりん 当分この匂いが取れなさそう・・・。 で・・・?今日は何やったのよ? リョウ 見回りサボって屋上で寝てたのがばれた。 うりん 君は学生か!? リョウ まぁまぁ、たまにはいいじゃんかw うりん 君の"たまに"は毎日のことを言うんだね?( ;¬_¬) リョウ ウグゥ・・・ うりん それはいいけど、毎日のように私の研究室に殴りこんできて 実験道具、破壊していくのやめてくれないかなぁ・・・ リョウ HAHAHA!それは不可抗力だ! それに、毎日来る方がお前も嬉しいだろ? うりん う・・・ま・まぁ、そうだけど・・・。 もっと大人しく・・・ね? 危険な物もあるんだから怪我しちゃいけないんだから。 それに・・・。 リョウ ん? うりん リョウがどこか他のところに行くことになったら嫌だし・・・ リョウ ういうい、わかったよ。 んで?研究は? うりん う〜・・・。順調なようなそうでもないような・・・。 このところ失敗が続いてるし・・・。 リョウ 蘇りの薬・・・か。 うりん もう少しで出来ると思うんだ。 リョウ 材料は何を使ってるんだ? うりん イグドラシルの葉と実とエクトプラズム各一個 そして致命的な毒の代わりに 去年から倉庫に放置しておいたお寿司10個かな! リョウ 待てコラ、生き返らせた人間その場で殺す気か!? うりん うーん。 人生そんな甘くないって事を身にしみて分かってもらおうと・・・。 リョウ いや・・・。それもどうかと思うが・・・。 というか去年のお寿司なんか入れてるから生臭いんだ! うりん お寿司がなくなったけど代わりの物あったかなぁ。 あ!2年間放置した甘い牛乳があった。 リョウ ・・・もう何もいわねぇ。 クレア 下手よりはいる クレア ドルァァァァァァッ!!! リョウ!ここかぁ!!! って臭っ!? リョウ しまった見つかった!! うりん!透明になれる薬をくれ! うりん そんなものあるわけ無いでしょ! クレア とっとと見回りに帰れ馬鹿者! 左遷されたいのか!? リョウ こっからどうやって飛ばすってんだよ。 これ以上僻地もないだろうがw クレア ホルマリン漬け死体洗い・・・。 リョウ リョウ!只今より見回りを再開いたします!(。・x・)ゝ クレア よろしい。 リョウ ・・・。_| ̄|○ んじゃなうりん、また夜にな。 うりん はいはい、しっかり見回りするんだぞーw リョウ 下手はけ クレア まったく・・・困った奴だ・・・。 うちの隊員がいつもお邪魔してしまって申し訳ないね。 うりん ん〜ん、気にしないでいいよー、私もひっそり楽しんでるしぃ 「また来ていいけど、実験道具は壊さないように!」って言っておいて〜w クレア はぁ・・・w あまり甘やかされると我々が困るのだが。 うりん ん〜まぁ、そんな実害ないし。 見回りなんかしなくってもこんなところ誰も来ないでしょw クレア 私達はそうも言ってられないのだ。 事件が起きようと起こるまいとこの研究所を守るのが 我々護衛隊の任務だ うりん 真面目だねぇ、少しはリョウの爪の垢でも飲んでみたら?w クレア 誰があんな奴の・・・! うりん ほらほら、こんな冗談で怒るのは心が狭い証拠だよ。 クレア う・・・。 うりん まぁ、あいつをあんまし責めてやらないでね。 やるところではきっちりやる奴だしw クレア う・・うむ・・・。 うりん じゃ、私は実験の続きするから。 ほらっ!出てった出てった! クレア 了解した。 クレア 下手にはける うりん まったく・・・、真面目にやんなさいよね。 万が一クビにされたら私だって困るんだから・・・。 子たに 下手よりはいる 子たに お邪魔しますよ。 うりん 所長〜?どしたの? 子たに うりんさんへ伝達事項です。 うりん 何かなぁ? 子たに スポンサーから援助金停止の連絡が来ました。 うりん え・・・。 子たに 研究開始から4年いつまでも進まない研究に 援助金はもう払えないとのことです。 うりん そっか・・・。 子たに どうします? うりん やれるだけやらせてもらっていいかな? 子たに いいですが、貴方にできる援助はこれが最後ですよ。 私もいつまでも進まない研究に出来る援助はありませんから。 まぁ、残りの援助金が無くなるまでこの部屋はお貸ししましょう。 うりん ありがとう、助かるよ。 子たに それでは、私は忙しいのでこの辺で。 子たに下手にはける  道化 【数刻後】 リョウ 下手よりはいる リョウ よぅ!お疲れ! 頑張ってるかー? うりん うん、ぼちぼちーw リョウ ふむ〜。 しばらく 二人黙る うりん うろうろ  リョウはそれをずっと見る リョウ なぁ、なんかあったのか? うりん ん? リョウ いや、何も無いならいいんだが。 なんか元気ないなーと。 うりん そーかな・・・? リョウ うむ、なんか変だぞ? うりん リョウにはわかっちゃうか・・・w リョウ なんだよ、話してみ。 愚痴くらいなら聞けるぞ? うりん スポンサーが援助金打ち切ったの 所長ももう援助は出来ないってさ。 リョウ ってことは・・・。 うりん もう、この研究が続けられないって事・・・かな。 リョウ じゃぁ、この研究所を出て行かなきゃなら無いって事かよ!? うりん そうかもしれないし、もしかしたら他の研究の助手になるかもしれない。 リョウ もしかしたらって・・・ならない可能性のほうが高いのかよ。 うりん うん・・・。 リョウ ・・・エモ後 下手へ向かって歩き始める うりん 待って!どこ行くの? リョウ 所長のところだよ。 うりん 何をするつもり? リョウ 説得してくる、いざとなったら力ずくでも・・・ うりん ダメよ!暴力は何も生まない・・・。 なおさら一緒に居られなくなっちゃう。 リョウ だからって指くわえて見てろってのかよ! うりん そうは言わないけど・・・。 ここで騒ぎを立てたら、すぐにも追い出されちゃう。 まだ援助金の残りがあるの。 だから、もう少しだけ研究を続けさせて。 お願い・・・。 リョウ わかったよ。 だけど、お前がいなくなったら俺はここにいる意味がなくなっちまう。 わかったな? うりん うん、ありがとうね。 私、もう少しだけどがんばるから! リョウ 上手くいくといいな。 よし!上手くいくことを願って前祝いにぱーっとやるかぁ! うりん ・・・そんな金が無いよ_| ̄|○ リョウ よし!俺がぱーっと・・・ おごる金があるわけもなく・・・_| ̄|○ うりん くすっ・・・ふふふ、あははははw リョウ な、なんだよ! 人の貧乏を笑う気かー!w うりん だって・・・あははははw うりん はぁエモ リョウ・・・エモ うりん あははははw リョウ いい加減笑い止めよ!ヽ(`Д´)ノ うりん だってーなんか可笑しかったんだもん〜 リョウ ったく・・・w うりん ねぇ、リョウ? リョウ ん?なんだよ。 うりん 私は、君といる時間が一番好きだよ リョウ ん・・・。 俺もだ。 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第二幕 -------------------------------------------------------------------------------- 子たに 板付き 道化 【生命科学研究所 所長室】 翔子 下手よりはいる 翔子 失礼する。 子たに どうぞ。 翔子 話は聞いているな? 子たに ええ、研究員のことですね。 翔子 ああ。 率直に言うとここの研究員を軍の研究部に迎え入れたい。 そういうことだ。 子たに 私はそれについての意見はありません。 あくまで本人の意思においてのみ決定されることですから。 翔子 なるほどねぇ。 子たに しかし、一名、 そうしなければならない状況になるかもしれない人がいますが。 翔子 どういうことなんだい? 子たに うりんという名の研究員ですがね 彼女が今やっている実験が上手くいかないと 援助金が切れ次第ここを出て行く事になるのです。。 翔子 ほうぅ・・。 子たに 頭は切れるのですが実験内容が余りに無茶すぎる内容で、 4年目になりますが成功する気配が見えないのですよ。 まぁ時間の問題かと。 翔子 ちなみにその実験内容は? 子たに 蘇りの薬だそうですが? 翔子 蘇りの薬か・・・。 子たに どうしました? 翔子 何でもないよ 彼女のところへは私が後で直接話しにいこうじゃないか。 子たに ええ、そうしてください。 私に話すよりも彼女に直接話した方がいいかと思いますし。 翔子 私は一旦帰らせてもらおう。 連絡を待つ! 子たに わかりました。 翔子 下手はけ しばらく間を空けて 下手より リョウ入る 子たに なんでしょうか? 部屋に入るときはノック位するのが礼儀でしょう? あと、お風呂に入らないと貴方すごく生臭いですよ。 リョウ うるせぇ!さっきも入ったが取れねぇんだよ!ヽ(`Д´)ノ じゃなくって・・・どういうことだよ今の会話・・・。 子たに 盗み聞きですか? これはクレア隊長に報告せねばなりませんね。 リョウ そんなことを聞いているんじゃない! 俺はうりんの事を聞いているんだ! 子たに 何か問題が? リョウ 何であいつを追い出すようなことばかりするんだよ。 子たに 無理に追い出すようなことはしてないですよ。 私もここで慈善事業をやっているわけではありませんからね。 お金の無い研究員のためにタダで研究をさせる、そんな事は無理なのですよ それに私は彼女を高く買っているのです。 リョウ だったらなぜ!? 子たに ここで蘇りの薬なんていう夢物語を追いかけるより。 他人の下に従事して 他の研究を手伝う方が彼女の力を有意義につかえるのです。 リョウ ・・・。 子たに ご理解いただけましたか? なら、出て行ってもらいましょう。 私には彼女の書類を集めておかないといけませんからね。 出て行かないなら人を呼びますよ? リョウ ・・・エモ後 はける 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第三幕 -------------------------------------------------------------------------------- うりん 板付き 道化 【生命魔法研究所 うりんの研究室】 うりん バンバンババンバ〜♪ 今日も〜会社だ〜♪明日も〜会社〜♪ 明後日も〜会社〜♪ラララそして〜♪ 歌の途中でリョウ下手よりはいる リョウに振り向きつつ〜うりん うりん 君はマネ〜ジャァ〜♪ リョウ 意味わかんねぇぇぇぇっ!? 何でそんなウキウキ顔で歌ってるんだよ〜・・・。 実験成功しなかったらプロンテラの軍に行かなきゃならないってのに・・・ うりん え?そんなことになってたんだw リョウ 何で笑ってられんだよ! うりん じゃーん! うりん なんか薬っぽいものを落とす リョウ これは? うりん あててみー?w リョウ うーん・・・。 (適当になんかボケて!) うりん (さあ突っ込め!) リョウ まさか・・・? うりん まさかかもよ?w リョウ どうやって? うりん この間出したフローラ! リョウ あれか?あの+8ケミカル生臭いフローラ・・・。 うりん そう!アレから出た液! 特殊なアイテムから出たフローラだったから出たんだね。 リョウ というかあのフローラが出た日から俺は・・・。 隊のみんなから逃げられ・・・。 受付のねぇちゃんから逃げられ・・・。 挙句の果てにはネズミやゴキブリにまで逃げられる・・・ 寄ってくるのはハエとうりんだけ・・・。 うりん ・・・私はハエと同類? 二人 ・・・エモ リョウ ま・まぁなにはともあれ、失敗は成功の母だな! うりん うんうんw この部屋に残る生臭い香りも今では至福の香りさ・・・。 リョウ ・・・それはどうかと思う うりん やっぱり・・・?_| ̄|○ でも、まだ正確な製作法とかがわかったわけでもないし・・・。 実験はこれからだよ。 リョウ そうだなぁ。 うりん でもこれで一安心だね。 まだ一緒に居れるよw リョウ うむ。 翔子 客席から 翔子 なるほど・・・。 うりん 誰 翔子 台詞言いつつ舞台へ 翔子 蘇りのく・・・くさっ!? うりん そりゃ・・・ね? リョウ 去年の寿司だからな。 うりん この部屋に入ったからには少なくとも1週間は取れないと見積もりなさい! で?何の用かな。 翔子 ぅおっほん・・・仕切りなおそうか、TAKE2ということで。 (;´ー`).oO(このままでは格好が付かない・・・。 うりん うい、んじゃいくよー。 誰!? リョウ お・・お前は・・・。 翔子 蘇りの薬ねぇ・・・非常に興味深い。 リョウ さっき、所長室にいたプロンテラ軍の・・・。 翔子 そうお察しの通り・・・。 リョウ パシリだな!? 翔子 ちがあああああう!パシリなんかじゃない! 上の命令でホイホイ動く使いのものと言え! うりん それをパシリって言うんじゃ・・・。 翔子 そ・・そうだった・・・。 リョウ 俺たちはパシリに用は無い、帰るんだ。 翔子 はい、失礼しました! 翔子 下手にはける 道化 こうして物語は・・・ 翔子戻ってくる 翔子 〆るなぁぁぁぁっ! 道化 え? 翔子 「え?」じゃない! おどきっ!邪魔だよ! 道化 ( ´・ω・`)ショボン 道化 所定の位置へ うりん σ◇(・_・ )ゴクゴク リョウ ( -_-)旦~ フゥ 翔子 お前らも落ち着いてお茶なんか飲んでんじゃない! うりん ( ´・ω・`)_且~~ 飲む? 翔子 ~~旦 ゝ(-_- ) すまぬが高いお茶にしてくれないか? ってヲイ!なにやらすんだ! 仕切り直しな!TAKE3いくよ! うりん だってー・・・。乗ってくるんだから。 しっかりしてくださいよ翔子さん〜・・・┐(´д`;)┌ 翔子 は・はいすんません・・・_| ̄|○ んじゃTAKE3! リョウ お前は・・・さっき所長室にいた騎士団の使い者・・・。 翔子 その通り・・・。 リョウ 残念だったなうりんはもうお前達のところに行かなくても ここで研究をしていける。 大人しくプロンテラに帰るんだな。 翔子 そういうわけには行かない。 私の任務は研究員の誘致、そして・・・。 軍に役立ちそうなものを持って帰る。 従わない場合、手段は問うなといわれているんでね・・・。 リョウ へぇ・・・? 殺してでも持って帰ると? 翔子 そういうことさね。 リョウ うりん、渡すんじゃないぞ。 その霊薬は俺たちの希望だ。 うりん う・・うん! 翔子 もう一度だけチャンスをあげるよ。 大人しく薬を渡しな。 リョウ 何か攻撃 翔子避ける 翔子 ほうぅ・・・それが答えかい! 後悔するよ・・・! 翔子 VS リョウ リョウは負ける方向でー リョウ ぐっ・・・。 うりん リョウ!しっかり・・・!ねぇ! リョウ 逃・・げろ・・・。 うりん いやぁぁぁぁっ!!!!! 翔子 これで邪魔者はいなくなった。 大人しく薬を渡しな。 うりん 誰があんたなんかに・・・。 翔子 ほう・・・ならあんたも彼と同じ運命を歩いてもらおうじゃないか。 うりん あんたなんかに渡すくらいなら・・・。 こうしてやる!!! うりん リョウにPP 翔子 な・・・!? うりん 例え離れ離れになっても・・・。 生きていて欲しいから・・・。 翔子 ほうぅ・・・。 しかし・・・薬はそいつの中にある、彼は貰って行くよ。 うりん な・・・ダメよ! 翔子 あんたに拒否権は無いよ。 翔子 リョウに近付こうとする所にうりん デモンストレーション うりん 連れてなんか行かせない! 翔子 殺陣でうりんを圧倒 うりん っ・・・! 翔子 なめるんじゃないよ! その程度の小細工が通用するものか! うりん リョウ・・・。 翔子 こいつは連れて行く。 翔子 リョウに近づく うりん 誰か・・・誰か助けて・・・ リョウ る・・・ 翔子 ん・・・? リョウ るぐおおぉぉぉぉぉっ! リョウ 翔子をぼこぼこにする 翔子 そんな馬鹿な・・・っ!? リョウ ぐおおおお! リョウ 翔子にトドメ 翔子 ぐはっ・・・・! 翔子 毒瓶 うりん リョウ・・・? リョウ ガウッ!! うりん きゃっ! リョウ グルルルル・・・。 下手より クレアはいる(可能なら数人連れてくる クレア 野獣のような声が聞こえたが大丈夫か!? うりん わ・・・私は大丈夫・・・。 クレア リョウ、お前・・・? リョウ ぐおおおおおっ! リョウ クレアに走り寄る うりん やめて!! リョウ 声と同時に止まる うりん クレアさんは敵じゃないよ・・・。 クレア 一体どうなってるんだ・・・ そしてそこの仏さんは・・・? うりん 話すと長くなるけどいい? クレア 構わん。 うりん かくかくしかじか・・・。 クレア なるほどそういうことか・・・。 副作用・・・ねぇ。 うりん 少ししたら戻るかもしれないからまだ解らないけど。 今はちょっと混乱してるみたい。 クレア しかし、軍が絡んでくるとややこしい事になるんじゃないか・・・? うりん その時は研究所の前にリョウを鎖で繋いでおいておくわ。 リョウ ガルルル・・・。 クレア 番犬か・・・。 うりん むしろ番人だけど クレア まぁ、今日は落ち着いてゆっくり休め。 いろいろあって疲れんてるんだろう? うりん うん、そうするよ。 リョウは私が連れておくよ。 麻酔っぽい物なら一応あるし。 クレア 了解した、何かあったらすぐ呼ぶんだ。 仏さんは俺が片付けておく。 クレア 仏様に近づく、仏様ログアウト。 クレア それじゃぁ、ゆっくり休めよ。 うりん またあしたね。 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第四幕 -------------------------------------------------------------------------------- 道化 【生命科学研究所 廊下】 下手より 久遠 久遠入りつつ会話 久遠 聞いたかよ久遠。 古代文明研究科の氷枯裏が給仕室のギャザリンに告白されたんだってよ 久遠 当たり前よ! 俺たちの科でもその話で持ちきりだ! 耳の先どころか一瞬髪の毛の先まで赤くなったって話だろ。 久遠 あいつ堅物だからなぁ・・・。 久遠 女に対する免疫0だよな! 久遠 ハハハハw 久遠 んじゃ、うりんの話は? 久遠 おお、美女と野獣か?w 久遠 うりんもよくあんな奴の面倒見るよな・・・。 久遠 研究もほとんどやってないのによくここに居れるよな。 久遠 まったくだ。 援助金が無くなりかけて研究も出来なくなってるんじゃないのか? 久遠 しっ!誰か来る。 下手より クレアはいる 久遠 なんだクレア隊長か・・・。 久遠 てっきり美女と野獣コンビかと思ったぜ。 クレア 貴様ら・・・。 噂をするのは構わんが・・・。 奴らを悪く言うんじゃない! 久遠 ひっ!? 久遠 ご・ごめんなさいぃぃ!! 久遠 上手へはける 久遠 お・おい!一人で逃げるなよぉぉぉ! 久遠 上手へはける クレア ・・・エモ うりん リョウ下手よりはいる。 うりん 大声が聞こえたけど・・・? クレア なんでもない。 うりん 解ってるよ、また私達への陰口でしょ? クレア 俺が聞いたら喝を入れてるが・・・。 うりん 無駄だよ。どうせクレアさんの見てないところでするんだから。 それくらい良いんだよ。勝手にやらせておけば。 私達は一緒に居れればそれでいいんだから。 クレア そうか・・・。 っと、俺は見回りの時間だ。 まぁ色々あるだろうが元気出してな。 クレア下手にはける うりん 大丈夫だよ・・・。 ね・・・リョウ? 子たに 下手よりはいる 子たに おやおや・・・、うりんさん。 まだ研究所にいらしたのですか。 てっきり犬と一緒に出て行かれたのかとw うりん ・・・エモ 子たに まぁ・・・居るのは別に構いませんがー。 当施設は”研究”所ですからね、研究をしない研究員は当研究所には いらないというか居てもらっては困るのですよ。 ここで研究をしたいという人々は居るのですから。 わかりますよね? うりん はい・・・。 子たに それじゃぁ、あなた方がすることは? うりん ・・・。 子たに 言えませんか? なら私が言いましょうか・・・。 この研究所から出て・・・。 リョウ ガウッ!!! 子たに ひっ!? リョウ グルルルル・・・ うりん やめて! お願いだから・・・。 子たに まったく・・・飼い犬のしつけ位はきちんとして欲しいものですね。 うりん !エモ 子たに 何か文句でも? うりん ・・・エモ後 うりん 申し訳ありません・・・。 子たに 私も神様じゃないんですからね。 いつまでもこのままで居れるとは思わないでくださいよ! ブツブツ・・・。 子たに 下手はけ うりん リョウ・・・。 どうしてかな・・・。 シャン グルル・・・ うりん ねぇ・・・リョウ・・・。 何か言ってよ・・・大丈夫だよって・・・。 俺が付いてるって・・・きっと上手くいくよって・・・ねぇ・・・っ! どうして・・・どうしてなの・・・う・・・ぐすっ・・・。 私はただ・・・君と居たいだけなのに・・・・ リョウ ・・・エモ 道化 【暗転】 -------------------------------------------------------------------------------- 第5幕 -------------------------------------------------------------------------------- 道化 【生命科学研究所 会議室】 上手より クレア うりん入る うりん どうしたの一体こんな夜中に・・・。 クレア 緊急事態だ、リョウが研究所内の研究員を襲ったんだ・・・。 今で5人重軽傷を負ってる。 うりん どうして!? クレア わからん、が・・・。 研究員全員にここへ避難するように護衛隊で誘導しているのだ。 客席より 差異 差異 こちら差異、氷枯裏研究員を保護しました! これより会議室に・・・や・・・奴だ! 裏たに!久遠!足止めをするぞ! 氷枯裏研究員は逃げてください! 少し間 差異 化け物め・・・これでも喰らいやがれ! 客席からギリギリスキルが見える範囲にFW後TSか何か 差異 ぐあっ!? クレア おい!応答しろ!! ちっ・・・。 月奈下手よりはいる 月奈 隊長!全員避難できました。 クレア 入り口を閉めろ!急げ! 月奈 ラジャー! 月奈はける クレア これでひとまず安心か・・・。 うりん・・・奴が暴走した心当たりは何かないのか? うりん ないよ・・・。 昨日まで普通だったんだ。 クレア むぅ・・・。 うりん 私が説得しに行こうか。 クレア それも手だが、やめておいた方がいい 下手したら怪我どころじゃ済まない。 子たに 下手よりはいる 子たに クレア君!彼女に行かせたまえ。 飼い犬の世話は飼い主がやるものだ。 クレア し・・しかし・・・。 客席↑客に振動だけ届くように爆裂 もしくはHD クレア 何の音だ・・・。 月奈 隊長!ドアが! クレア 奴め、ぶち破るつもりか! 子たに うりん君!何とかしたまえ! うりん 何とかって・・・。 月奈 ドアが持たない! 上手よりブラスト(月奈にHITさせる)  爆発と同時にリョウ上手よりはいる 月奈 ぐあっ! 月奈舞台外へ吹っ飛ぶ リョウ グルル・・・ うりん リョウ、やめて! こんなことしても何にもならないよ! リョウ ぐるるるぉぉぉぉぉぉぉっ!!! クレア ダメだ!聞こえていない! リョウ 下手側(子たにの方へ)移動 クレア この野郎、しっかりしやがれ! クレア 攻撃 リョウサラッと避けてクレア素通り再び子たにのほうへ 子たに ひっ・・・。 クレア まさか奴の標的は・・・ うりん だめ!!! リョウ攻撃 うりん 子たにをかばう 子たに逃げる 下手はけ うりん く・・・ぅ・・・・。 クレア うりん! 救護係!!治療の用意、急げ!! クレア下手にはける リョウ う・・・りん・・・? うりん だめだよ・・・リョウ。 言ったでしょ・・・? そんなことしたらなおさら一緒に居られなくなっちゃうよって・・・。 リョウ うりん・・・ リョウ !エモ リョウ な・・・!? うりん リョウ・・・? リョウ お・・・俺・・・何てことを・・・。 うりん ひょっとして・・・君・・・。 元に・・・? リョウ ごめん・・・! うりん ・・・よかった。 リョウ え・・・。 うりん リョウが・・・元に戻ってくれてよかった って、言ったの・・・。 リョウ で・・・でも俺・・・! うりん いいの、私は・・・ 君・・・が元気に・・なってくれた・・・から。 リョウ うりん!しっかりしろ! うりん う・・・ん。 ねぇ・・・リョウ・・・? リョウ なんだ? うりん 一回で良いからさ「俺が付いてるから大丈夫だ」って 言ってくれないかな・・・ リョウ そ・・・そんなこと言ってる場合じゃ・・・! うりん いいから・・・お願い・・・。 リョウ お・・・俺が・・・付いてるから・・・ うりん そんなんじゃダメ・・・。 もっとはっきり言って・・・? リョウ 俺が付いてる、だから・・・大丈夫だ! 頼むからしっかりしてくれ!!! うりん えへ・へ・・・あ・・・りがと・・・。 うりん毒瓶 リョウ うりぃぃぃぃぃん!!!!! クレア たにさん&蒼と共に上手よりはいる クレア 意識がない! 急いで搬送しろ! リョウ 隊長・・・。 俺の・・・俺の血を、こいつにやってくれ。 クレア なに・・・? リョウ 俺の血にはきっとコイツのあの霊薬が流れてる だから俺の血をやれば・・・。 クレア そうしたらお前は・・・。 リョウ 死ぬかもしれん、だが元々こいつがくれた命だ。 惜しくはない。 頼む・・・。 クレア ・・・わかった。 搬送しろ・・・。 道化 【暗転】 うりん アマツセーブでセーブポイントに戻る -------------------------------------------------------------------------------- 第6幕 -------------------------------------------------------------------------------- クレア板付き 道化 【生命魔法研究所 廊下】 うりん 下手よりはいる クレア お、意識が戻ったか? うりん う・・・頭がボーっとする・・・ こ・・こは・・・? クレア しっかりしろ、天国じゃないぞ。 よく見ろ、見慣れた廊下だろ? うりん 私どうして・・・? あの時・・・リョウに・・。 クレア そのリョウがお前に血をくれたんだよ。 俺の血の中にはうりんの霊薬が入ってるってな。 その血を入れたら生き返るんじゃないかって言う考えさ。 うりん リョウは・・・? クレア ・・・リョウは。 少し間 うりん まさか・・・。 クレア ・・・エモ リョウ 下手よりはいる リョウ 馬鹿野郎、誤解を招くようなことをするんじゃねぇよ。 クレア ははは、まぁ、見ての通りだ。 うりん リョウ・・・? リョウ よっ、元気にしてたか? 思ったより輸血が少なくてすんで、うっかり生きてたw うりん 馬鹿っ・・・! ぐすっ・・・心配したんだから・・・。 リョウ 世話かけたな。 うりん もう・・・馬鹿・・・。 リョウ 馬鹿馬鹿言うんじゃねぇよw クレア うむ・・・感動の再会だな さぁて・・・邪魔するのも野暮だから俺はおいとましようかねw んじゃガンバレよお二人さん。 リョウ 茶化すな!w クレア はっはっはっw クレア 下手はけ リョウ とりあえず泣き止めって・・・w 扱いに困るだろうが・・・w うりん えぐ・・・うん・・・( ´;ω;`) リョウ 俺さ、何かずっと夢見てた気分だった。 記憶はあるんだけど・・・。 はっと気が付いたらお前が倒れてて・・・。 あの時は悪かった・・。 うりん ううん、もう終わったことだし。 でもなんで、あんなことしたの? リョウ なんというかよく覚えてないんだが。 お前を悪く言う奴が許せなかった・・・ ただそれだけ・・・。 うりん そっか・・・。 ありがと・・・。 リョウ 礼なんかいいさ、俺は思ってた通り動いてただけだしw んで?これからどうするよ? うりん うーん・・・。 結果、研究も成功したでしょ? リョウ そうだなぁ。 うりん でも、このままこの研究所で私の研究が使われるのも 何かしゃくに障るからー・・・。 リョウ うむ。 うりん だから、にげよっかw どっかで二人で住もうよ。 んで、困ってる人いたら助けたりしてさw リョウ いいのか? これ発表したら大金持ちだぞ? うりん 私、そんなことのために研究してたわけじゃないもんw リョウ ふ〜んw 俺はいいぜ?別に。 うりん んじゃ決まり! いこっ! リョウ ああw うりん これからはずっと・・・一緒だよ。 二人 うんうんエモ後はける 道化 【暗転】 こうして、物語は幕を閉じます。 その後、二人は各地を点々とし奇跡を呼ぶカップルとよばれ。 様々な人々を助けて回ったとか回ってないとか! 【閉幕】